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サーヴァジェット ―Sava Jet―

 【ヴァジェット

サザンクロス・
  オメガ・レジェンド


クォーターホースと
 サラブレッドの間に
    生まれし
  南半球超伝説の
    スーパーホース



父 サヴァンナジェット
母 ラモデルレ
母父 ベターポーション

生年:1980年
性別:牡
毛色:栗毛
調教国:オーストラリア
生涯成績:25戦25勝

Sava Jet's record will never be broken
「彼の記録は今後、永遠に破られることはないだろう」

南十字星を戴く銀潮の宵空の記憶の片隅に刻印されし、究極のメモリー。

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南半球はおろか、全世界が戦慄に打ち震える伝説のハーフサラブレッドが、オセアニアの奥地にいたことを、彼方はご存知だろうか。これは作り話でも、虚偽を並べた八百長相撲でもなんでもない、地球という星に擁誕した神話級神駒の紡いだ記録である。

今から30年前のこと、サヴァンナジェットというクォーターホースが、サラブレッドのラモデルレと交配され、一頭の不恰好な子馬が産声を上げた。彼女の5番仔として生を授かった仔馬…それがサーヴァジェットであった。
蜜柑色の栗色の仔馬は、いつの日か眩いばかりの黄金の光を放つことを期待されはしたが、脚が曲がり、首差しが異常なほど短かったこの馬は、あっさりと冷やかな低評価を囁かれることになってしまった。しかし、その眼光は飛竜のごとく鋭く、他を威圧し、睥睨するようなさますら垣間見せていた。
それが、後の神王サーヴァジェットの俤だったのであろう――。

クイーンズランドやニューサウスウェールズ、伝説の名馬バーンボローを育てた場所として有名なトゥーンバを主戦場とし、500m〜800mのクォーターホース限定のスプリントレースに出走。しかし、
クォーターホース相手ではやはり勝負にもならず、デビューから手綱がピクリとも微動だにしない大楽勝の連続。見る見る内に白星は積み重ねられていった。


[サーヴァジェットの主戦場となった競馬場]

その楽勝劇は調教に携わったゴードン・バートレット氏が
「この世に存在するありとあらゆるスポーツ、その大楽勝のすべてを完全に上回る、見たこともないようなものでしたな…」
と、目を細めて語る程のものだったと伝聞されている。小柄なクォーターホースたちの中で、ただ一頭15.1ハンドもの巨体を揺らめかすサーヴァジェットは、あまりに不釣合いな存在に見え、その体格から74.5kgもの斤量が課せられていたにも関わらず、決して負けることはおろか、騎手が手を抜いても、接戦になることさえなかったという。

 
[非常に食欲旺盛だったサーヴァジェット。主戦を務めたのは先住民族アボリジニーの血を引くネルフ・マリソンという騎手だった]

まさに無人無馬の荒野を翔ぶがごとく駆け抜けるサーヴァジェットだったが、アメリカへと転売されることとなってしまった。彼のオーナーはケン・フォガーティーというゴールドコーストにリゾートを構える程の大富豪であったが、亭主の好きな赤烏帽子。オーナーの意向にいつの世も、どんな馬もそれに従って甘受の道を歩むしかない。
ところがである。
このアメリカ移籍が、さらに彼の途方も無きポテンシャルを引き出すこととなるのであった。

サラブレッド相手の競馬…
はじめての環境…
広く大きいダートコース…

あらゆる邪推、不安、憶測を大空の彼方へと吹き飛ばし、一瞬にして杞憂へと変えてしまった――。
なんと14馬身差もの超大差をつけ、さらにはこの移籍初戦となった舞台であるエル・アラメトス競馬場のトラック・タイレコードで疾駆していたのである。
驚天動地・震天揺海とはまさにこのこと。
第2戦目にはオールアメリカンフューチュリティ勝ちのある牝馬を軽く一捻り。結局25連勝で競馬場から踝を返すこととなったサーヴァジェット。
もはや人の記憶からフェードアウトしかけている彼の名を、ここで消してしまってはならない。

純血のサラブレッドでないにもかかわらず、25戦不敗という記録は狹狙皚瓩琉豸譴膜△┐襪曚なく、この記録の爐垢気泙犬記瓩蓮競馬史に刻まれた狄析鱈瓩鯢害鬚ことで、より鮮烈となる。


 無敗記録
    連勝記録
   偉大名馬たち
※オセアニア地域限定

グランフラヌール
9連勝
(オーストラリア史上唯一の無敗ダービー馬)

キンダーガートゥン
10連勝
(ニュージーランドの真の最強馬と讃えられる名馬)

キングストンタウン
11連勝
(牴ν有瓩噺討个譴織ーストラリア史上最強級ホース)

タロック
12連勝

ファーラップ
14連勝
(オセアニア史上最強セン馬)

カーバインバーンボロー
15連勝
(南半球史上最強馬と爛蹈吋奪肇曄璽広)

メインブレース
 

17連勝
(25戦23勝。ニュージーランド史上最強馬)

グローミング
デザートゴールド
19連勝
(ニュージーランドが誇るヒーローとヒロイン)


デザートゴールド


ミスペッティー
22連勝
(クォーターホース競馬でのもの)

オセアニア史上、最も連勝を重ね、なおかつ無敗のまま引退した馬は、全カテゴリーの競馬を見渡してみても、サーヴァジェットただ一頭しかいない。
25連勝…あのゼンヤッタが19連勝、サイテーションが16連勝…無敗ということを考えてみても、リボー、オーモンドの16戦不敗記録やネアルコの14連勝記録が脳裏を掠めてゆく。
無論、走った競走のレベルや時代や馬場の状態など、外的要因は多々存在するが、純血のサラブレッドを相手に、半血種であるこの馬が、多くのハンデを抱えながら歴史的大圧勝を繰り広げていたことは決して見逃せない事実。


  

流星の夜。南の空の向こう、遙かなる場所に彼はその残影を留めていた。
漣が寄せては返し、撫でてゆく白い砂浜のうえ、洗われる小石のように、いつの日かその記録が浸食されて失われることのないよう、我々が語り紡いでいこう。
25戦25勝。サザンクロスの不敗神話、サーヴァジェットの爛罐瓮皀離タリ瓩髻宗宗帖





奇跡の名馬 (オセアニア・環太平洋エリアの名馬) * 04:40 * - * - *

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