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『東京競馬』のネオン


 東京競馬
スタジオジブリ製作の映画『コクリコ坂から』は、東京オリンピックを控えた1963年の横浜を舞台に描いた少女と少年の青春群像劇ものの作品だ。
この映画の中に、一箇所だけ馬にまつわるものが登場してくる。
それが…「東京競馬」というネオンサイン。



ジブリ作品に「競馬」の二文字が登場してくる作品はこの「コクリコ坂」のみ。
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1963年というと、シンザンが三冠を達成する前年。
東京五輪を翌年に控え、人々が皆希望を胸に生きていた時代。
それがこの作品には滲み出ている。
物語が終わった後には、どこか懐かしくもこれ以上無いくらいに、きっと爽やかな心持になっているはずだ。何か大切なものを思い出した心象を抱いてしまうところが、この映画のすごいところだと思う。



▲〔『コクリコ坂から』の狹豕競馬のネオン瓩亡悗靴討蓮◆惱鬼GALLOP』にて井崎先生もコラムを執筆されてどこにあったのかの、解析を試みておられる。こちらも必見だ。〕

   
あの煌々と淡いピンクの燐光を放つ燹愿豕競馬』のネオン瓩1960年代の「横浜」という舞台、そして主人公の恋心が、現代社会において希薄になった“もの”を象徴しているような気がしてならない。
それが何なのか、一言では言い表せられないのが非常にもどかしく歯痒い。

 
前を向き、古きを大切に、新しきを力に、そして強く逞しく生きてゆく狄喚瓠

  
夏空と夏の雲を背景に、心が躍る。
さぁ…今年も夏がやってくる――…・・・・・・
アツいヨコハマの夏が。


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