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ブリガディアジェラド

〜ザ・ブリティシュヒーロー〜



父クイーンズフザー
母ラパイヴァ
母父プリンスシュヴァリエ

生年:1968年
性別:牡
毛色:鹿毛
国籍:イギリス
生涯成績:18戦17勝(2着一回)
フリーハンデ:144(史上2位)

英国競馬における「真の英雄」という存在は、ここ日本においてあまりにも知られていない。

障害界きっての英雄レッドラム、史上最強・伝説の障害馬アークル…そしてブリティシュヒーローのブリガディアジェラド…。
彼らを知ることこそが、英国競馬の文化性を理解することにも繋がる。

ブリガディアジェラドはミルリーフやマイスワローといった歴史的強豪と同年に生を受け、クラシック戦線で火花を散らすこととなる。
英2000ギニーにて3頭が激突、結果ブリガディアジェラドがミルリーフに3馬身差の完勝を果たした。結局3強の対戦はこの一度きり。まさに一期一会となってしまった。

ジェラドの快進撃は止まらない。マイルのみに止まらず、中距離のエクリプスS、長距離のKジョージ裟&QエリザベスDSも制し、能力の深淵を英国全土に知らしめた。

しかし、17連勝のかかったベンソン&ヘッジス・ゴールドCで前年の英ダービー馬ロベルトの2着と後塵を拝し、生涯初にして最後の敗戦を喫する。

英国民に愛されたヒーローは、英チャンピオンSで有終の美を飾り、ファンに別れを告げた。
・ブリガディアジェラドは『20世紀・イギリスの名馬』にて、見事No.1に選ばれた。
また全欧で見ても、シーバード、リボーに次いで選出されている。

・デビュー戦は意外にも最低人気。低評価を嘲笑うかのような直線一気で楽勝した。

・ブリガディアジェラドのオーナー・ブリーダーであるジョン・L・ヒスロップ氏は、競走馬に独自の考えを持っている人物で、ブリガディアジェラドも英ダービーに、意図的に出走させなかった。

・彼のパートナーを務めたジョー・マーサー騎手には劇的なエピソードがある。
13連勝を達成したプリンス・オブ・ウェールズSにて…彼はレースの2日前、飛行機事故に遭ってしまう。パイロットも死亡する程の大事故だった。
ところが、彼は自力で飛行機から這い出し競馬場へ…ブリガディアジェラドの元へと駆けつけたというのである。映画やドラマのような展開である。

・彼、ブリガディアジェラドの持つ重賞13勝の記録は欧州レコード。

・ブリガディアジェラドはとてつもない可能性を秘めていたにも関わらず、ただの一度も海外へと渡ることはなかった。
正真正銘、英国の、英国における、英国民のためのヒーロー(名馬)だった。

奇跡の名馬 (英国の名馬) * 13:38 * comments(0) * trackbacks(0) *

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